矯正治療の目的矯正治療の目的矯正治療の目的

歯並びが良くないと、歯の機能(食べ物を噛む、正しい発音をするなど)が低下したり、歯の清掃が十分にできなくなって、虫歯や歯周病にかかり易くなります。
また、歯並びや口もとの外観が劣等感になり、心理的には良くない影響を与える場合があります。
矯正治療はこれらの問題を予防し改善する事により、 心身の健康を増進させるためのお手伝いをさせていただく治療と考えております。

矯正治療の目的

矯正治療の目的

矯正歯科を
始めるに
あたって

治療を始める前に、患者の皆さんにいろいろな検査をして頂きます。
また、ご家族の方も含めて別紙調査表で、いろいろとお尋ねします。
もちろん、これらのことは部外秘とします。
これらの結果に基づいて、矯正治療の診断、治療方針の決定、治療に要する時間・費用などについてご説明します。

矯正歯科

小児矯正について小児矯正について小児矯正について

小児矯正は、歯をきれいに並べるというよりは、顎の発育をコントロールしたり、
口腔習癖を改善したりすることが主な目的となります。
そこ結果、お子さまの歯並びやかみ合わせが将来悪くなるのを防ぐことができます。

乳歯列検査(3歳くらい)

乳歯列検査乳歯列検査

3歳くらいになると、すべての乳歯が生え揃いますので、一度歯科医院までお越しください。乳歯列期の段階で、不正咬合がないかを調べることはとても大切です。具体的には、反対咬合(受け口)、交叉咬合(ずれたかみ合わせ)、開咬(上下の歯列間に隙間がある)、過蓋咬合(深いかみ合わせ)などの不正咬合には、早期の矯正治療が有効です。また、指しゃぶりや舌突出癖などの口腔習癖も歯列不正の原因となりますので、改善するためのトレーニングが必要です。

第一期治療(6~12歳くらい)

第一期治療第一期治療

小児矯正は、第一期と第二期に治療が分かれます。お子さまは、6歳ごろに大臼歯や前歯が生え始め、12歳くらいまで乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」が続きます。この時期に行われるのが第一期治療で、主な目的は顎の骨の発育誘導です。

顎の骨の幅が狭い場合には矯正装置で押し広げます。顎の骨の成長が遅れていたり、逆に進みすぎていたりする場合も、矯正装置によって適切な状態へとコントロールします。

第二期治療(12歳くらい~)

第二期治療第二期治療

12歳を過ぎると、ほとんどの乳歯が永久歯へと生え代わり、永久歯列期となります。この時期から行うのが第二期治療です。永久歯が生えそろうことにより、治療のターゲットは顎骨から歯へと移行します。ただし、一般的な顎の発育は15歳くらいまで続くので、顎骨の誘導も考慮した上での歯列矯正となります。
第二期治療では、主にブラケットを用いたワイヤー矯正を行います。歯の大きさに比べて、顎骨の大きさが小さい場合は、スペース不足となるため抜歯が適用されることが多いです。けれども、第一期治療を受けている場合は、顎骨の発育誘導が行われており、抜歯が不要となるケースも珍しくありません。

成人矯正について成人矯正について成人矯正について

成人矯正では、歯列不正を改善することが目的で、顎骨の発育誘導は基本的に行えません。
ですから、ワイヤー矯正やマウスピース矯正が主体となり、
顎骨を広げる装置や受け口を矯正するチンキャップなどは使用しません。
それだけに、小児矯正を受けるメリットは非常に大きいといえます。

不正咬合の種類不正咬合の種類

STEP1

上顎前突

上顎前突(出っ歯)

上の顎が下の顎より前方へ突出している不正咬合で、一般的には出っ歯と呼ばれています。原因が骨格にあるものと、歯の生え方にあるものとに分けられます。

STEP2

下顎前突

下顎前突(受け口)

下の顎が上の顎より前方へ突出している不正咬合で、一般的には受け口と呼ばれています。原因が骨格にある場合は、早期の治療が必要となります。

STEP3

空隙歯列

空隙歯列(すきっ歯)

歯列の中に隙間が生じている不正咬合で、前歯の正中部に生じたものを特にすきっ歯と呼んでいます。

STEP4

過蓋咬合

過蓋咬合(深いかみ合わせ)

かみ合わせが深い不正咬合で、下の歯が上の歯を摩耗させたり、歯肉を傷つけたりすることがあります。

STEP5

交叉咬合

交叉咬合(ずれたかみ合わせ)

かみ合わせが横にずれている不正咬合で、顔貌にも歪みとして現れることがあります。

STEP6

叢生

叢生(らんぐい歯)

ひとつひとつの歯が別々の方向へ向いている歯列不正で、八重歯も叢生の一種です。一般的にはらんぐい歯と呼ばれています。

STEP7

開咬

開咬

上下の歯列で自然にかみ合った際に、前歯が当たらず空間が生じている不正咬合です。指しゃぶりなどの癖を長く続けていると生じやすくなります。

矯正装置の種類矯正装置の種類

TYPE1

マルチブラケット装置

マルチブラケット装置

歯の表面にブラケットと呼ばれるパーツを装着し、歯列全体にワイヤーを通すことで歯を動かす治療法です。最もポピュラーな歯列矯正です。

TYPE2

マウスピース

マウスピース

透明な樹脂で作られたマウスピースを装着するとで、歯列の乱れを整えます。透明な樹脂で作られており、目立ちません。また、食事や歯磨きの際には取り外すことができるため、清掃性も高いです。

TYPE3

顎を広げる装置

顎を広げる装置

顎の幅が狭い症例に適用される装置で、将来、歯を並べるためのスペースが不足するのを解消します。

TYPE4

保隙装置

保隙装置

乳歯の脱落時期が早まってしますと、後続の永久歯が生えて来る前に、スペースが閉鎖してしまうことがあります。そうしたトラブルを防止するために用いる、スペース維持を目的とした装置です。

TYPE5

受け口を治す装置

受け口を治す装置

着脱可能なヘルメットのような装置を装着して、下顎の成長を抑制します。

TYPE6

指しゃぶりを改善する装置

指しゃぶりを改善する装置

お子さまが指しゃぶりするのを物理的に防ぐ装置です。

診療システムの流れ診療システムの流れ診療システムの流れ

STEP1

初診相談

初診相談20~40分

初診時は、治療の必要性、適切な開始時期、予測される装置、治療期間および費用の概略について説明いたします。小中学生、高校生の方は、保護者の方とご来院ください。

STEP2

矯正資料採り

矯正資料採り約60分

診断に必要な歯の型、顔や口の中の写真、その他の診断用資料の検査を行います。

STEP3

診断

診断30~40分

治療計画の詳細、治療期間、治療費などについて説明いたします。

STEP4

歯磨き指導

歯磨き指導約60分

治療を始める前に、口腔衛生について説明いたします。

STEP5

治療開始

治療開始1回/15~30分

通常は約4週間に1回のペースで通院が必要になります。

STEP6

保定・観察

保定・観察1.5年~3年

動的治療が終了し、装置が取れた後の歯は、何もしなければ少しずつ動いてしまいます。動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。通院は3~4ヶ月に1回となります。

よくある質問よくある質問よくある質問

Q何歳くらいから相談したら良いのでしょうか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q大人になってからも矯正できますか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q歯はどんな仕組みで動きますか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q歯を抜かなければ治療ができないのでしょうか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q歯を抜かなければ治療ができないのでしょうか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q虫歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q矯正治療中に痛みはありますか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q食事や歯磨きは、普通と同じで良いのでしょうか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

Q矯正歯科治療が成功するポイントはどこにありますか?

A

不正咬合に気付いたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状により異なります。

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